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2022.06.29

発達障害について



ご覧になっていただき誠にありがとうございます!!

今日は発達障害についてご紹介します。

近年、認知度が急速に広まり、一昔前よりは療育機関も増えています。

代表の私は言語聴覚士として、小児領域の訪問に5年以上携わっています。

発達障害は知っているけど、実際の分類はよく分からないという方もいらっしゃいますので、

ご紹介します。分類は、アメリカ精神医学会が出版している、

精神疾患の診断基準・診断分類であるDSMが用いられます。

最新版が5版のDSM-5です。DSM-5の分類は主に以下です。

○知的能力障害群
○コミュニケーション症群/コミュニケーション障害群
○自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害
○注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害
○限局性学習症/限局性学習障害
○運動症群/運動障害群
○チック症群/チック障害群

自閉スペクトラム症(ASD)と注意欠如多動性障害(ADHD)は耳にされる機会が多いのでは?

ASDのスペクトラムとは連続的な、イメージはシャボン玉の油膜に出る多色が融合したもの。

昔はアスペルガー障害や広汎性発達障害など細かに分類されていましたが、

その分類の有用性や明確に線引きできるものではないことから、

ASDにまとめられました。スペクトラムの名の通り、特徴は本当に様々です。

ですので、ASDだからといって、プログラムを固定することは不可能であり、

お子様お一人お一人にあった支援が重要になります。

ADHDは、昔は注意「欠陥」と言ってましたが、欠陥ではないので「欠如」に改められてます。

3タイプに分けられています。

①多動・衝動性優勢型
動き回ることが多く、衝動的な行動が多い。

②不注意優勢型
注意する方向がそれやすく、集中することに困難さがある

③混合型

ADHDには若干の性差があり、不注意型が女性に多いです。ADHD全体としては男性が多いですが、

これは女性に多い不注意型は成長につれ目立たなくなるので、診断がついていないのでは?

という反論もあります。私は衝動性の女の子を担当していたので、女の子だから不注意型、

という訳ではありません。あくまで傾向です。

メチルフェニデート、アトモキセチン、グアンファシンなどのお薬があります。

食欲低下、傾眠などがみられる場合もあるため、専門医のコントールが重要です。

あわせて、感覚統合やソーシャルスキルトレーニング(SST)などの支援があります。

SSTは貸し借りスキルや順番に並ぶスキル、喧嘩したら謝るスキルなどいわゆる社会で生きてく上で、必要なスキルをトレーニングすることです。放課後デイでSSTに力を入れている所も多いですよね。

発達障害全般も私の支援領域ですのでお気軽にお問い合わせください。

もちろん、発音障害や吃音なども対象です。


では、お問い合わせお待ちしております!!


代表
カテゴリ:つぶやき

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